ナビの北海道旅行記2014春 パート1
皆さま大変ご無沙汰しております。1年以上のブランクでした。私事ではありますが、ある病気に発症してしまい、、、、中々北海道に行くことも叶わず、悶々とした日々を過ごしておりました。未だ体調は万全ではありませんが、少しずつ旅行記を増やして行きたいと思っております。

ただ、バイクでのツーリングはこの機会を持って終了せざるおえないかな?って考えております。長期旅行記は叶いませんが、それでも精力的に廻ってみたいと思っております。


さてさて、とは言うものの、今さら新しいものを発掘ってのも 俺にはなにがあるのかな?そう悩んでしまう俺!!!なんたる贅沢。

そんな中、北海道の瀬棚地方で、ある女性が山菜を採取している最中にヒグマに襲われたそうな、、、。実に痛ましい事故が起こってしまった。幸い近くの方がナタでヒグマの急所を逆襲して、死者が出なかったのが幸いな事故だった。

その山菜ってのが「アイヌネギ」、、、、そう行者ニンニクのこと。北海道では群生している場所があるらしい。それを採取してきて 家庭で醤油着けにして食べる。北海道では春の風物詩でもある。

俺も北海道の居酒屋や知人の家で食べたことがある。とっても美味い。ある意味デンジャーな事かもしれないけど、俺も何度も北海道に来ているんだから、ちょっとチャレンジしてみたくなった。

ただ、今年は雪が多く中々採取するに適さない時期でもあるらしい。本来ならば標津に向かうだけだった俺なんだけど、「アイヌネギ」を採取してみたくなって、やや雪解けの進んだ、十勝方面にも足を延ばしてみようと思い出発する事になった。
4月26日
朝一番の電車、、、、いわゆる始発電車で自宅を出発。俺って、、、、早起きして電車に乗って羽田空港に来た事って、、、滅多にない!って言うか何年振りだろうか?い〜つもマイカーだったもん。そうは言っても2時間弱も乗らなければならないから、頑張っても羽田空港に到着するのは午前7時過ぎ!!!あ〜都内に住んでいる人が羨ましい!!
それでも電車は満員というほどではなく、むしろ途中の「羽田国際線ターミナル」駅で、で〜〜かいスーツケースを持った乗客が降りると、思った以上に車内は閑散としてきた。国際線に搭乗するお客さんは、、、、どこ行くのかな?ある意味羨ましかったりして!だから国内線出発ロビーへのエスカレーターは、、、人がいなかった。
と、思うのは自分の甘い考えで、、、ロビーにはそこそこの人だかりが、、、。旭川、青森、函館方面の飛行機は満席だったけど、他の便には空席が見られた。もっとも今回のGWはちょっと使いにくい日程なので、仕方がないのかもしれないけど、、、。

そんな中、保安検査場だけは いつものように激混み、、、、。いや〜これって意外と疲れるぞ!!
そんでも俺は、いつものようにJGCカウンターに立ち寄って、専用保安ゲートを利用するから、1分も経たないで搭乗ロビーへ。これってやっぱり便利だわさ。時間はそんなにないんだけど、サクララウンジへ行ってみる。
まだ時間は早いからか?思ったほどの人はいなかった。ちょっとしか時間だけど、、、、ネタ探しをパソコンで、、、、ついでにコンビニで買ったパンとラウンジのアイスコーヒーで 軽い朝食。んん〜優雅だこと、、、、!
そうは言っても、俺の搭乗する釧路便はバスでの移動になるので、やや早めにラウンジを出る。32番ゲートのバスラウンジってサクララウンジからは思った以上に距離がある。そこそこ早歩きで、、、、。無事バスに乗り飛行機の駐機場へ。写真を撮影するくらいの時間はあったけど、、、。
チケットは一般席をチョイスしていたんだけど、クラスJの席があったので、座席を変更したはいいんだけど、あいにく中央の席だったので、景色を見る事も叶わず、ひたすら爆睡を決め込む。第一、めっちゃ早起きしてきたしね!。

で、無事定刻に釧路空港に到着。なんだか暑いんですけど、、、、気のせいかな?
って、、、気のせいではなかった、、、、。到着ロビーから外にでてみると気温が24度だって、、、!?うっそでしょ!つい2週間前まで大雪降っていたじゃん!ジャンバー持ってきて失敗したかな?
空港でレンタカーを借りて出発する。今回は移動距離は多くはないと思って軽自動車をチョイスしていた、、なぜかホンダフィットやトヨタビッツクラスを飛び越えてカローラアクシオだって、、、。これって、、、チョ〜嬉しいんスけど!!実にラッキーでした。配車が間に合わなかったのかな?

それにしても車内は暑い!早速エアコン全開!っす。でも、今年初めてエアコンを入れるのがマイカーじゃなくて、釧路のレンタカーだなんて、、、。変な感じ。
一昨日だけど、偶然テレビを見ていて、北海道のセイコーマートの番組をやっていた。と言っても番組名は判らないし、その中のあるコーナーだったんだろうけど、、、そこで、何気に愛されている商品として「ようかんツイスト」なるものがオリジナルであるんだそうだ。

もしかしたら、俺は以前食べたかもしれないけど、いまいち記憶がない。それを求めてセイコーマートに入って「ようかんツイスト」をゲット。食べてみる。んん〜結構美味しいじゃん!!「ツイストドーナツ」の上にシュガーパウダーではなく、うす〜く羊かんが乗っている。何気にクセになるものだった。これってお勧めですぞ!
釧路から帯広までは、、、実に単調で立ち寄る場所もない。(俺的にはですが、、、)延々と走ってきて帯広市街へ。今日泊まるカンタベリーへの土産じゃないけど、「タカマン」に立ち寄ってみる。高橋まんじゅう店っていうお店なんだけど、地元では人気のお店。通称「タカマン」って呼ばれている。

でも、売っているのは「大判焼き」「蒸しパン」「肉まん」しかない。夏にはソフトクリームもやっているけど、メニューはそれだけ。でも、その中で素朴な味が認められているのか?結構お客さんは来る。俺も実はファンだし、、、。1個100円ってリーズナブルなのが嬉しかったりして!
さ〜てお昼もいい時間になってきた、、、。ここいらで食べておかないと、また昼飯が半端になってしまう。ってんで、行こうと思っていたのが「美味鮮」と言う台湾料理のお店。何で北海道で台湾料理なの?って思われるけど、このお店は昨年オープンしたてで、お店自体が東北や北海道しかないチェーン店なんだそうだ。でもってボリュームも すんごい量の割にめっちゃ安いんだとか?結構俺的にはリサーチしていて気になっていたのもあった。

店内に入ると、店員さんが「イラサ〜マシェ〜」って妙なアクセントで お出迎え。どうやら、店員さんも全員台湾人の人たちなのかな?冬の生活って大変じゃないのかな?って勝手に心配しちゃったりして、、、。
さんざんメニューに悩む。だって、どれもこれも安いんだもん。まずセットメニュー、、、。各種ラーメンに丼ものを自由にチョイスして780円だって、、、。例えば味噌ラーメンに中華丼をチョイスして780円。もちろんミニサイズではなく、どちらも普通盛り、、、。定食はちょっとお高く1080円だけど、おかずが半端ない。これ女性じゃ、完食無理じゃね?って感じてくる。で、俺的には定食から台湾酢豚定食をオーダー。
「オマチソ〜サマ〜」って出てきた定食には俺もビビった!!大盛りのご飯に山盛りの酢豚、、、それに春巻きやバンバンジー、杏仁豆腐がこれでもか〜〜〜って乗っているじゃないっすか、、、。でも俺的には楽勝じゃん!って思ったんだけど、中華って何気に腹にたまる。思った以上に食べがいがあって、、、あわや撃沈ものだったけど、そこは意地になって完食しましたぜ!

いや〜面白い店発見。ちなみに、同じ店舗で網走や江別、伊達、函館と、青森の八戸、弘前にしかお店がないんだそうな?なんで都内に進出しないんだろう?味はやや濃いめだけど、これは北国系で受け入れられるでしょう!それより、すんごいリーズナブルには驚いた。今度網走でも食べてみようかな?
結構腹きつめで出発。少し散策を兼ねて、近くの「とかちむら」へ。ここでは地場の野菜がたくさん売られている。もっとも買っていくわけじゃないけど、値段のリサーチもしてみたいし、、、。およそ1kgはあろうかと思われるビニール袋に入ったじゃがいも「メイクイーン」がたったの55円だって!何で、、、こんな値段なの?確かにちょこっと小ぶりではあるけど、、、。他に十勝こがねやシャドークイーンって品種が150円だって、、、。
そして中札内方面に向かう。相変わらず帯広広尾自動車道はガラガラで快適な走行ができる。あ!忘れてた!!最近リニューアルした幸福駅に行ってみようか。

芽室帯広インターから入って川西インターの次、幸福インターで降りればすぐに幸福駅跡、、、。
駐車場に車を止めて駅舎跡へ。遠くから見た目は以前の駅舎のイメージを保っているんだけど、何ていうか、、、ノスタルジーに浸れる感は全くなくなって、明るいイメージが、、、。足元はコンクリートで整備され、内側の壁は明るい色に変わっている。何だか、、、以前の幸福駅を知っている俺的には、、、、ちょっとガッカリしてしまう建物かな?それに隣に併設された東屋がとってもきれいで、、、。
その上、こんな不便な場所なのにWiFiが可能って???もしかしたら、スマホとかの対応のため?さらにがっかりなのが無用に大きい切符模様の紙プレート。1枚180円で売店で売られていて、マジックで好きなことを書いて貼り付けるんだそうな。こんな大きいんじゃ、すぐ業者に剥がされてしまうじゃん。あのとてつもない名刺の数々は何処へいったんだろう?

何だか思いっきり商売に走ってしまった感がしないでもない。俺的には悲しくなってしまった。ここは純粋なる観光地でしかなくなってしまったのかな?まあそれでも観光客がくればそれでもいいけど、、、。
かろうじて列車が以前のように残されているけど、ただそれだけでしかなくなってしまった。そんな感じがしてしまった。
そこそこ切り上げて出発する。もう一度帯広広尾自動車道に入って中札内へ。以前は中札内インターが暫定的に終点だったんだけど、今は先の更別インターまでできている。今回は終点まではパスする。
そして中札内市街にある広尾線の中札内駅跡を探す。俺って何度も中札内は来ているけど、、、、広尾線の中札内駅の跡地って考えた事もなかった。今頃になって初めての訪問。駅前通りがないので、それらしい公園を探していってやっと発見。

んん〜〜〜やっぱりね!やっぱりこんな感じでしたか、、、、。やたら広い敷地は芝の公園となっていて、申し訳なさそうにに貨車が2両、、、展示、、、いや、、、放置されているだけだった。
 一応申し訳程度に鉄道記念公園のプレートと車輪があって壁には鉄道記念公園通りって書いてあるんだけど、それ以外ここに中札内駅があったっていう記載はどこにも発見できなかった。誰からも相手されていない鉄道公園って感じかな?もっとも夏には広大な敷地だから盆踊りとかやるんだろうけど、、、。唯一俺的には、貨車が止まっている場所のホームは本物のホーム跡なのかな?って思えたけど、、、。
 この後は鉄道の駅ではなく道の駅「なかさつない」へ。特に買うものは考えていなかったんだけど、山わさびがかなりの安価で売られていて、、、思わずゲットしてしまいました。何処かで食べさせてもらおうかな?
 15時過ぎに中札内のカンタベリーへ到着。ちょっと寄り道しすぎたかな?オーナーさんに軽い挨拶をして、しばし談笑。それでは今回の目的を達成するために?出発。そう、、、本来「行者にんにく」を採取するために十勝まで来たようなもんだもん!!!18時過ぎには戻ってくる旨伝えておいた。もしいつまでたっても帰って来なかったらクマに襲われたか崖から滑落したかだろうから、その時には警察に連絡お願いしますね!なんちゃって軽い気持ちで話をしちゃった、、、。俺ってバカか?
 ネットでの情報と、カンタベリーのオーナーさんのアドバイスを基に、行者にんにくのありそうな場所を探す。ただでさえ俺はビギナーだから、群生している場所を知らない。もっとも簡単に見つけられてしまう場所ならば、とっくに地元の方が採取しているでしょう。だからそれより奥地へ行くしかない。

最初は舗装の道路でも、やがてダートになり、電柱も無くなって怪しい道になる。
これ以上道がない!ってところで車を降りて歩いて行こう。まずは汚れてもいいように、捨ててもいいようなGパンに履き替え、前もって100円ショップで買っておいたおもちゃの鈴、、、。それとナイフに軍手、、、それから自分を守るためのアイテムとしてレンタカーの事務所で借りた黒い傘。

なるべく、、いや絶対会いたくないクマさんなんだけど、鈴の音でこっちの気配を知らせておくだけでなく、万が一の場合、黒い傘で驚かすか、最悪傘の先で急所の鼻を突き刺すかする事を念頭にいれて逃げることを考えておかなければ、、。もちろんこっちだって大けがはするだろうね!なんたって相手がヒグマだから、、、。だからタダじゃ済まないけど、命までは取られないんじゃないかな?って思っているから、、、。甘いかな?
 途中営林署が設置した通行止めのゲートをくぐり、脇にある沢伝いに山肌を少しずつ登ってみる。いや〜トレッキングシューズと長靴が必要だったみたい、、、。奥に行けそうなんだけど、沢を上るにはどうしても長靴が必要だなあ〜。こりゃ無理か?で、柔らかい地層を迂回して行ったはいいものの、、、ズルズル〜って、、、、いや!マジヤバいんすけど、、、。2mほどだけど、滑落を体験。イッテ〜〜〜いや〜膝が痛いったらありゃしない!(あとで膝に内出血の跡がありました。)

それでも、運がいい事に?緑の草?の群落を発見。よ〜く見ると、何かの雑草だったけど、それにまぎれて行者にんにく発見!!やった〜本物ゲット!そうか!こんな風に生えているのか!コツをつかんだ俺は近場で数本ゲット。しかし、どうしても高い場所は手が届かない。さすがに諦めた。
 時間の許す限り、林道の枝線や川畔のほとりとかを歩いてみたけど、これ以上の収穫は見込めなかった。でも、今回収穫してみて判ったこと、熊笹の生えている場所には行者ニンニクはない!仮にあったとしても見つけられない。できるだけ湿地帯を探す。人が入るヶ所には中々見つける事はできない。どちらかというと採取済みである。こんなもんかな?
18時過ぎ カンタベリーへ到着。日没までまだ1時間ほどあったんだけど、逆に心配かけさせたくないもんね!今日宿泊されるのは広島からきた宮本さんご夫妻と、地元の建設作業のために出張されている男性の4人。今回相部屋でも良かったんだけど、事情があって個室扱いだって!!

夕食は宮本さんご夫妻と一緒に食事を摂る。なんでも1週間ほどかけて のんびり道東を廻るらしい。う〜ん羨ましい。ついでじゃないけど、さっき道の駅で購入した山わさびを振る舞ってみる。小松さんにお願いして、大根おろしのおろし金を借りて、山わさびをすりおろし目の前で醤油をかけて、温かいご飯の上にちょっと乗せて食べてもらう。すんごい評判よかったのか?ご主人、、、ご飯のお代わりされていた、、、。やっぱり北海道に来たなら、こんな素朴な味もいいもんでしょ!この先行かれる方面を聞き、俺的にお勧めな場所とか教えてあげる。それなりに楽しい談笑となり夜も更けてきたのでお休みさせていただく。

実は、、足がいた〜いっす!我慢我慢
本日の走行距離約280Km 
4月27日
朝はのんびり7時過ぎに起床。みなさんにご挨拶して朝食。そぼくな朝ごはんはやっぱり美味しいもんです。ゆっくりコーヒーを飲んでいると、キター  カンタ君登場!!あいかわらずせっせとエサを食べている。久しぶりに見た?エゾリス君です。相変わらずカワイイもんですな!!
宮本さんご夫妻は、今日は尾岱沼まで行くんだとか、、、。ありゃりゃ!ちょっと遠すぎなような、、、。下手すりゃ走りっぱなしになってしまうし、、。せめて無理のないようにルートのアドバイスをして、ここでお別れです。では楽しい旅をお続けくださいね!
では、俺も出発しようか、、、。今日も行者ニンニク採取を念頭にいれて、、、、。まずは市場の動きを覗いてみようか?実は昨日道の駅「なかさつない」では行者にんにくは売っていなかった。まだ時期的に早いのかな?って思ったんだけど、道の駅「虫類」では しっかり売られていた。しかし、、ひとつかみ程度の量で250円だそうな。んん〜〜もし昨日俺が全く採取出来ていなかったら、250円でも購入していたかもしれない。

でも、素人でも採取できる事が判った上で購入するには躊躇してしまうなぁ〜。もちろんこの商品は栽培品だろうけど、、、。ならば最後に標津で賭けに出てもいいんじゃない?それでダメだったら釧路近郊の市場で購入すればいいんだから、、、。
そう思い、道の駅での行者にんにくの購入はパス。(でも大きさも揃っていて美味しそうだったんだけどな)更別インターから道東道を経由して足寄インターへ。さすがに目的地が足寄方面になると、いくら北海道と言えども高速の方が格段に早い。それにレーダーパトの餌食になりたくないし、、、。

で、俺が想定した場所は、陸別から、津別、チミケップ辺りって考えた。あそこなら人の往来も少ないし、水もふんだんにあるし、、、。
と行きたいところだけど、陸別へ行くなら、、、俺はここは外せないんだよね!「りくべつ鉄道」今日から営業を開始しているようで、商工会の出店も多い。そんな中、いつものように予約も取らずに体験運転できるか聞いてみたらOKなんだそうな。いつものように指導員に監視され?マスコンブレーキを使って、本物の気動車運転を楽しむ。

まあ〜自分で勝手にヘッドライト点灯したりするもんだから、「おたく何回も来ているね?」って言われ、勝手にどうぞ!だって。いや〜すいませんね!
しばし運転を楽しんでから受付の上部にあるプレートを見てみると、、、俺の名前がしっかり書いてあって、あるいみ感動!!!これは貸切コースを体験した人の名前が掲載されていて、俺も何度か運転しているから当然掲載されている。

しかし、来ている人は15回以上も来ているんだね!!貸し切り運転を1回2万円として単純に30万円ほどかかっているじゃん。俺は無理だな
さ〜て、12時過ぎちゃったし、あんまり遊んで??られないから出発。で、想定していた場所だけど、道路脇は田畑が多く、人の開拓が進んでしまい、思った場所じゃなかった。チミケップ湖まで足を伸ばそうと思っていたんだけど、、、。途中で通行止め。この先どうみても行者にんにくのありそうなロケーションじゃないみたい、、、。こりゃダメか!

で、美幌まできて、ちょっと遅めの昼食。寶龍(ほうりゅう)って言うラーメン屋さん。北海道ではそこそこ展開されているチェーン店。まあ〜お味はそこそこ美味しいってことで!
この先美幌峠経由で弟子屈、標津へと向かう予定だったんだけど、、、美幌峠に向かえば向かうほど、道路脇には残雪が残って、、、ある意味誤算だっかかな?

今まで釧路から帯広、足寄、美幌って、どこを走っても残雪って見えなかったんだけどなあ〜。もしかしたら行者にんにくは挫折しなくちゃならないかな?そんな感じになってしまった。
道の駅美幌は車窓からでパス!今さら楽しみなんてないかな?そう思ってしまったから。峠を越えると、、で〜っかい屈斜路湖が、、、。でもでもまだ湖面は氷がそこそこ残っていて、さっきまでエアコンをかけていた車も、やっと北海道モードになってヒンヤリしてきた。あ〜気持ちいいなぁ〜
特に意味はない?けど休憩がてら屈斜路湖の砂湯へ。この時期 白鳥はいないし、寒いから砂湯を楽しんでいる人も少ないし、、、それでもしっかり観光バスは来ていたのにはある意味驚いた。
何だかそのまま標津にいくのも、、、って変な気になった俺は、相変わらず硫黄山でゆで玉子を作ってみたりして、、、、近くのセイコーマートで生卵を購入して、バックに潜ませていた?カゴ(そんなの持ってきているんじゃ確信犯じゃん!)に入れて調理開始!!!
今日のガスの温度はおおよそ101度!!(温度計まで持参してりゃ確信犯を超えてるじゃん!)相変わらず高い!下手すりゃ火傷してしまうじゃん。おおよそ15分ほどで調理は終了。あとは余熱で自然に出来上がるでしょう。
お〜〜と遊んでばかりもいられない!ってんで、改めて採取に向かってみたものの、根釧台地は、何処を見てもエゾ熊笹の宝庫、、、。これって絶対無理じゃん。
それでも諦めることなく、脇道を発見しては探索をしていくんだけど、林道は はるか手前から通行止めだし、時間がらクマさんの出没時間の予感もあるし、、、結局な〜〜にも収穫のないまま1日が終わってしまった感じ。すっごく残念。朝は意気込みあったんだけどな!?
18時過ぎにモシリバに到着。今日宿泊するのは俺だけのようだ。そこで、先に俺が提案していたんだけど、もしも他の宿泊者がいなかったら、3人で外食しませんか?ってお願いしてみた。実際、他の宿泊者もいない中、一人で夕食摂るのも寂しいし、、、・って。

で、オーナーさんの車に乗り換えて、標津市街の福住へ。このお店、何でだか判らないんだけど、ここ標津が本店で、北海道各地にフランチャイズでお店がある。それぞれお店によってメニューもまちまちで面白い。
で、俺がオーダーしたのは、知床定食。鮭のそぼろ、いくら、玉子がのったご飯に天ぷらや蕎麦がセットになったもの。でも見た目と裏腹で、「おまちどうさま!」って出てきた知床定食を見て、、、、俺って食えるかな?すっごい量があるんすけど、、。てっきり ご飯は小丼かと思っていたんだけど、モロ カツ丼とかに使われている丼、、、それに見た目以上の蕎麦、、、。

いや〜〜きつかった。何とか完食。中村さんも結構食べたみたい。というか宿屋をやっている関係上、外食なんて滅多にすることがないから、とっても量が多いのにビックリされたそうな、、、。
十分腹も満たしたし、モシリバに戻って、軽くプチ宴会。モシリバに来たなら焼酎は必須。 って言っても近年、、、俺は持ち込んだことないけど、、、。誰かしらのお客さんが置いていくので、それを頂くって寸法です。そうしないと焼酎は減るどころか増える一方だし。

久しぶりの再開で色々な話で盛り上がっていった。気がつけば0時前。明日は最後の行者ニンニク採取日で、中村さんがアプローチしてくれるってんで、実にありがたい。そんなわけで、朝急ぐこともないので、ユックリ起床すればいいから8時に朝食ということで就寝させていただく。
本日の走行距離 384km
NEXT 旅行記TOP